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カテゴリー「オーボエのリード自作」の13件の記事

オーボエリードのクローについての誤解

「クロー」について、大きな誤解をしていました。

誤解と私なりに理解するまでの道のりを以下に記す。

発端は高音Gがぶら下がって、かつppでは高音Gがでないリードが出来上がってしまうので、失敗作として、これまで廃棄してきました。本数で20本以上あります。これをなんとかできないものか、とこの2か月悩んだ過程です。

1.クローCが発声できないリードは悪いリードであるという論調が多くの文献に見られます。

クローのCを達成できないものは廃棄したほうがよいという文献例として、ルボア社のオーボエリードメイキング(http://www.lebois-oboe-fagot.com/custom3.html)には、以下のように記載されています。

「⑦ある程度⾳が出るようになったらピッチを確認します。リードの先端の開きの⼤きさを0.5〜0.8mmに調節したらクローをチェックするように深めにリードをくわえて強く吹きます。最終的にはHに落ち着きますが、この段階ではCが良いでしょう。C#以上だとまだまだ全体に厚く、Hだと削りすぎの可能性があります。B(Bb)だとあきらめて新たに作り始めることをお勧めします。リード作りの初期段階では、ケーンの硬さや弾⼒性が邪魔をして削り具合が分からなくなります。リード作り時のチェック吹きは、アンブシュア(⼝及び唇)にかなり負担がかかりますが、吹き⼼地よりもピッチを優先するとリードの成功率は上がります。Cの⾳が出るようになったら仕上げにかかります。」

もうひとつのアメリカンリードの作成実演のYOUTUBEも同様の趣旨で「クローCが達成できない場合は先端をカットしてクローCを達成しなさい」の旨、説明されています。Oboe Reed Making Basic Scrape (https://www.youtube.com/watch?v=4rs-oQTNv_c)

この両者の解釈から、私は高音Gがぶら下がる場合は私の力量からリードを薄くする、薄くしたらピッチが下がるので、先端をカットするを繰り返しました。結局全長目標72mmに対して66mmなど短くなりすぎてピッチが高くなるから楽器につけて吹奏するとき少しリードを上に抜く対応をするというジレンマに陥ったわけです。

ショートスクレープでクローCを達成できなかったリードをロングスクレープに変更したらクローCを達成できるのかと思い悩んでロングスクレープに修正したりして、結局この1か月で10本程度廃棄しました。そのリード自作の徒労に終わった時間と労力はかなりのものです。

2.これではいけないとしてさらに調べますと、クローはリードを押さえてつぶしてCがでるようにして吹きなさいという文献をみつけたわけです。

https://www.alsoj.net/wind-i/magazine/view/280/765.html?pageno=3

文献曰く、リードの状態は「クロー」でチェックします。クローとはもともとカラス(スケアクロー)の鳴き声という意味で、リードを深くくわえて強く吹いた時の「ビャー」という音のことを指します。クローの音が「ピー」の場合は先端の開きを出し、「ビャー」だと良好、「ギャー」の場合はリードを押さえて平べったくします。クローが出たらきれいな「シ」の音を出してみましょう。その時、無理に出さないで自分の力に合わせてリードを調節します。「シ」より低い場合は何度も押さえてリードをつぶします。「シ」より高い場合は側面から押さえて先端の開きを大きくします。アンブシュアを変えて「シb〜ド」が自由に出せるのが良いリードです。アメリカンタイプのリードは「シ〜ド#」になります。

つまり「廃棄せよ」という論調と「押さえてつぶして使用せよ」という論調が存在することが分かったわけです。

悩んだ結果、私は、「クローCがでるようにリードをつぶした後で吹奏しなさい」という文献のほうが、適正ではないのか、という結論に達しました。

自分の場合、普通に作ってクローCがでるリードは20本に1本の割合です。そういう割合からみてもクローCがでないときは廃棄せよとということでは吹奏できるリードはほとんど完成できないわけです。

3、その他文献で「リードだけで吹いた場合にBやC」などと記載されていたとき「リードだけでもピッチはでるから何のことか意味がわからなかった」のですが、「リードだけ」というのは「クローで吹いたとき」と解釈するべきであると分かりました。


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オーボエの先端TIPと舟形ケーンの自己評価

以下に記す内容は未熟者のたわごとということで見てください。

1.オーボエ先端TIPの面積

グロタンBMでの比較画像

こうして写真でみると表面がデコボコしていてホント削り方がへたくそですね。

Photo_2

① 右側は角度を大きくつけて削った面積の大きいこれまでのタイプ

② 左側は角度を大きくつけずに削った面積が小さめの現在のタイプ

自己評価:

①の面積大のほうは、「ブー」という感じで音量大、しかし音色が薄い感じがする、演奏に力があまり必要でなく、練習するのは向いている。

②の面積小のほうは音量はやや小さい、音色はやや太いが暗め、最近3個削ったが、最近の好みで今後はこのタイプで削ることにした。

2.舟形ケーンの自己評価

あくまで私の削る技術と演奏の力量に基づく評価ですので、実際の結果には責任持てませんから注意してください。

ポイントは硬さと先端の幅と私は思う。

自分は先端の幅が広いと力が必要なので難しい。硬さもあまり硬いのはやはり演奏に力が必要だから無理。

ということで、現在では「グロタンBM」の一択です。

これまでの舟形ケーンの自己評価:

ベルリン:硬い、グロタンBMより固いので削りにくい、硬いから余計に削ることになってしまうため音は太い。演奏に力が必要で自分は無理。

シャンタン(アリオード):硬さは普通。幅はグロタンより狭いので口に加えやすい。

ベルトゥロ(アリオード):硬さは普通。幅はグロタンより狭いので口に加えやすい。しかし線がはいり糸を引いたような音がするのが気になる。

ビクトリア:硬い。幅がシャンタン(アリオード)よりさらに狭い。繊維が太くて太い音がする。材料の厚みにばらつきがある。きれいな音色がするときもある。

グロタンBM :やや硬め。音量は普通、幅も普通、広くない。音色は高音もわりあいよい。力をあまり加えずにふけるので、吹きやすい。自分はこのグロタンが一択。

シャンタン(カマルグ):これはベルリンより硬く、最も硬かった。削りにくい。硬いので自分の演奏力量では薄く作る必要がある。そうすると音色が薄くなる。「ブー」という音色になってしまう。最も問題だったのは、ことごとく中音Gがぶら下がって使い物にならなかったこと。これは自分の技術もあるだろうが、購入したのは完全に無駄だった。

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オーボエリード自作に挑戦し、満2年経過して習得したこと

オーボエ購入して数ヵ月後から無謀にもリード自作を始めて、約2年経過しました。

自作に挑戦して合計で約100本作っては吹いて使い失敗作は廃棄するなど試行錯誤した結果、現時点で習得した要領みたいなものは下記。

最近ようやく音色、息の通りやすさなどましなリードが出来るようになった。ビブラートも少しできるようになったので、音色がやや綺麗になり吹くのが楽しくなってきた。

①材料とチューブ組み合わせは「リード材料=グロタンBM、チューブ=ロレーブラスx47mmまたはRigotti 47mm」あるいは「リード材料=ベルリン,チューブ=ロレーブラスx47mmまたはギュルツィオG1x47mm」 ベルリンは少し材料が硬い。なお、チューブの47mmは偶々選択しただけであるから46mm或いは45mmでも良いのかも知れない。近い将来、45mm-46mmでも試してみたい。

②糸巻きする前の注意:いきなりチューブに糸巻きするのではなく一度仮に取りつけする。仮付けするときはチューブ47mm先端位置に合わせて、100円均一ショップで入手した「銅線0.55mm」を巻きつけて形を作っておき、チューブに仮に巻きつけて最低一日は保管しておく。銅線はゆっくり巻くこと。力を入れ過ぎると、リード根元が割れる。仮付けすることにより、チューブの丸みに合った形状が一定程度、形成されているから翌日の糸巻きがしやすくなる。銅線は47mmのチューブ先端位置の上の方では巻かずにチューブのブラス部分の上側位置で巻きつけるようにする。ブラスと接触しない箇所で銅線を強く巻くとケーンを締めすぎて、いざ糸巻きする時にリードが曲がってしまった失敗例あり。

③糸巻きする際の注意:47mmチューブの場合、仕上がりは72mmにする。私の先生の言では本に書いてある事例は46mmチューブを前提にしているらしい。しかし、茂木さんの本、「うまくなろうオーボエ」 79ページには47mmチューブで71mmと書いてあるのですが、先生は違うという。

(注)当初仕上がり73mmと記載していた。これはチップ先端を削るときギザギザなど失敗することが多かったので、後でカットすることを考えて1mm長くしていた。しかし73mmは吹くのに力が要るので、仕上がり72mmに変更する(9/26記事訂正)

削る前の状態では74mm-74.5mmにしておく。これはチップ先端をカットするときに1-2mm程度しかカットしないことになるけれども、理由は舟形ケーンの真ん中幅広いほうをチップ先端にしたほうが吹きやすそうに思う為と、出来るだけカットの長さを短くしたい為です。もうひとつの理由はチップ先端の開きに関係していると思うのです。舟形ケーン真ん中折れ目に近い幅広い部分を極力残しておく方が、演奏時、唾で濡れても開きが保持できるように思う。

④糸巻きする際の注意点:糸巻きする前に銅線を仮付けしたままチューブからはずして、リードだけ数分間、水につけ柔らかくする。水につけるのは割れないようにするためです。水につけて柔らかくした後から、糸巻きを始める。仮付けしている銅線は少し緩めて、チューブ先端位置からブラスのない下から47-48mm位置へずらしておくこと。銅線は糸巻きが完了するまで仮付けしておく。銅線を仮付けしたままで糸巻きをすれば、比較的楽に糸巻きできるからです。

⑤糸巻きする際の注意:最も大事でしかも難しいのは、完成したリードのあわせ面にずれがないこと。もしあわせ面が根元で0.1mmずれていると先端をカットした時に先端部のあわせ面が0.3mmとか大幅にずれてしまう。あわせ面がずれると息を吹き込んだ際に、息漏れし音色も悪い。ずれが発生しないようにするのは微妙な作業になる。私はこの作業が最も難しかった。この作業を実行する際に前述の0.55mm銅は装着したまま、糸巻き開始するが、チューブを水平に手に持って巻くと反作用であわせ面がずれやすい。チューブは垂直に立てて糸巻きするとあわせ面がずれにくいと私は思う。勿論、ずっとチューブを横から眺めてすきまの出来具合を観察して糸巻きすること。

⑥糸巻きする際の注意:私は糸を締め上げる右手の指のうち、人差し指、中指、小指に指サックをして力をこめて糸巻きできるようにしている。

⑦糸巻きの今後の研究課題:いまだにうまくできない点はリードの根元が終わるポイントで巻いた糸に少しだけ段差ができることだ。段差ができると糸の間に隙間が発生する。見かけがよくない。最初の時点で、リードの根元を削って根元先端は極力薄くしてるが、なかなか段差がなくならない。これが不満。何か良い方法がないものだろうか。取りあえず数をこなして勉強する。

⑧リードの削りの注意点:私はリードのポイントとなる部分10箇所以上に対して基準寸法を記載した設計図を自分で作製した。この設計図に基づきナイフで削っている。私はショートスクレープ派です。ショートスクレープは習った先生がそうだったから私もそうした。

最初のころに頻繁に失敗したのは、チップ部を削るときに、口にくわえたりして水で濡らしすぎてしまう失敗だ。先端は目標0.1mmと非常に薄くするので、濡らすと深く削りすぎたり、表面がギザギザになったりするので、先端の薄い部分は削る際には乾いた状態でナイフを入れるほうがベター。

その次に注意したのはリードの中心の山の左右が購入時の舟形ケーンの状態から厚みが違うことだ。仕上げ削りをする前に、左右の厚みを計測しておき、左右の厚みをほぼ均一にしておくこと。こうしておかないと、仕上げで吹きながら微調整するとき、厚みが均等にならない。勿論、リードを削るときクロノメーターで0.1mm単位で計測するようにする。

その次は先端の中央部分は少し山形に厚みを残しておくこと、即ち先端の両側より少し厚くしておくこと。この理由は高音を出しやすくするため。

その次は、リードの中央山形の左右は全体的に滑らかにしてコブを作らないこと。そのためにはナイフにあまり力を入れすぎないようになでるように削ること。取りあえず電灯にかざしながらコブがないかどうかをチェックしながらナイフで削る。

その次、注意したのはとにかく基本寸法まで削ったら、調整削りは先端に近い部分を削って調整すること。根元側はあまり薄くしないように私は心がけた。というのは根元側が薄いと音がやせて聞こえるから。私は太い音色が好きだから。太い音色でも先端が厚いと私の能力では音が出ない。低音G以下も比較的楽にでて息の通りを良くするには、ハート部分も含めて先端部をなでるように2コスリ程度ずつ慎重に削る。

(9/27記事追加)微調整のとき、大事な点はハート部が先端チップになる3角形になる箇所が息の通り易さと低音が楽に出ることに大きな影響があるので、この地点の削りが一番難しいと私は思う。

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[思い出]

リードを削っていると魚釣りが大好きだった今は亡き父が部屋の中で「魚釣り用の浮き」を削って自作していたことを思い出します。リード作りと浮き作りは類似しているかな?

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オーボエの勉強を始めて1年2ヶ月

1。 リード自作

自作始めて1年になる。概ね100本は作ったかな。。。最近は、ベルリン+ロレー47mmの組み合わせで自分が狙う、「乾いた音色」のリードがある程度の品質で作れるようになりましたので、気分は上。市販の完成品リードを買う必要は感じていない。

昔、買って失敗したリードの中でましだった「シャンタン(アリオード)」舟形リードを10本アクタスオンラインで購入して、作ったが、思うようにできない、6本削って使えるのは1本だけ。理由は材質が少し柔らかくて削る限界が難しい事と基本的に音色がキンキンなのです。「材質の柔らかさ=音色の柔らかさ」ではない事がはっきりした。これは私には不向きです。

やはり、自分には、ベルリン又はグロタン(BM)が合っている、この2つはほぼ同じ寸法で削ることができる。このように「硬い材質」のほうが、「乾いた音色」をという自分の目標に合致している。チューブはロレー(ブラス)、グロタン(ブラス)がお気に入り。5本追加購入して試したギュルツィオG1はどうやっても「こもった音色」がするのでお蔵入りにする。

「乾いた音色」といいますのは、youtubeでたまたま見たのですがEnrico Gaia氏(あまり有名ではなさそう)のビバルデイ・オーボエ協奏曲 RV447 ご参照。このような綺麗な音色で吹けたら無上の幸せ。最初はハインツ・ホリガーさんの音色が目標と思っていましたが、ホリガーさんの音色は独特で無理、できないだろう。

Enrico氏は、容貌は葉加瀬さんみたいです。音色が太くてパワフル

2。運指

自分の目標はバロック音楽なので、ビバルデイのオーボエ協奏曲をほぼ毎日練習する。特にバイオリンで言うところの「アルペジオ」が大変、練習になる。

「アルペジオ」の練習することで自分の不具合を新しく発見し改善したことは:

左手=特に中指、薬指の速度が極めて遅いことがわかった。右手も薬指の力が弱い。これらは右利きの人間は一般的に共通課題かな?。そしてオーボエホール配置の問題かも(?)左手A、Gホールの間隔ガ広いので意識的に指間隔を広くして抑える練習をした。それと左手ハーフホールを押さえる人差し指が次第に下へ下がる問題に気がついた。左手の各指は自然の間隔より意識的に広くする必要がある。

私は実際の曲でやる「アルペジオ」練習がとにかく好きなのです。一日1時間もすることがあります。ただ、アルペジオ練習は右手親指のつけねが相当痛くなるのが問題です。特にC#が絡むと、余計に痛くなるから右手の握り方・構え方をさらに研究します、プロの演奏を見ると、右腕を前に突き出している人もいるのですが、果たしてそれが良いのかどうか。

私の好きなビバルデイ・オーボエ協奏曲:RV447(C-major),RV461(A-minor)のアルペジオ一部分だけ、それぞれ第一楽章、Allegro non molto

RV447                                                     RV461

Rv461_2

Rv447

3。音程

高音G、A,Hの音程をフラフラしないで一定時間キープできる練習を重点的にやっている。最も音程がふらふらするのは高Gなのです。音程キープはお腹の圧力が大事なようです。。中G->高G .中D->高Gなど移動する際にぶら下がらない練習を含めて、3週間ほど毎日気合を入れて練習したら、かなり安定できるようになりました。さらに練習継続。

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オーボエリードと超音波洗浄器

ネットでオーボエリードの復活に「超音波洗浄器」がよいという情報を入手したのでアマゾンからシチズン製のものを購入しました。価格は約6千円。1カ月ほど活用しています。

型式 SWー1500

Sw1500

使用したオーボエリードを洗浄器で洗浄すると、情報どおりリードが生き返ります。いいですね。
最初は洗浄によってゴミがとれて復活するのかな。。。と思っていましたが、口にくわえたとき柔らかく感じるからへたれて硬くなったリードに弾力性がでてくるのではないかと思います。「超音波の振動がリードの素材に何かの影響を与えて、その結果、リード素材の弾力性が復活する」のではないかな。。。

私の場合は、2-3日使用したリードでも硬くなったと感じた場合は超音波洗浄器にかけてます。硬いと思ったときは削ってすぐのときも洗浄器にかけます。

超音波洗浄器を購入したあとで「ぶるぶる君」という商品がよいという情報を入手しましたが、それはまた考えることにします。


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これまで試したオーボエ舟形リードとチューブ

オーボエの練習は口が疲れるので長時間はできない。練習のとき以外は暇だから、自作リードにほぼ毎日挑戦している。

色々な舟形リードとチューブをアクタスオンラインショップから購入した。地方に住んでいても3日で届くので大変ありがたい。JDRからも買いたいが購入方法が少し面倒だから今はしていない。HPを見るとJDRは45mmチューブを販売している。

リード作りは悩ましいが、一方では発見する喜びもある。

① 去年9月から今年6月までに購入した舟形リード(合計100本くらい買ったが内20%は糸巻き時などの際、割ってしまった):

グロタンBM,アクタスオリジナル、シャンタンアリオード、ビクトリア、ベルリン、ベルトゥロの6種類

硬度、幅、厚み、はそれぞれ違う。現在はグロタンBMとベルリンを使っているが去年の下手クソな頃に削ったものを今後もう一度試したいと思っている。上記の種類ではベルリンが最も硬く、先端の幅が広い。ただし、これは敢えて言えば舟形の中心横方向の折れ目がごく浅いので自分でカッターで折れ目をいれるのが面倒。。材料が硬いと音が硬いのだろうか?その逆はどうか?さらに研究.。

ベルトゥロは6個だけ購入して試したが、自分の技量のせいか?削る途中のある一点から硬かった材料が急激に柔らかくなってしまい、その後の微調整も非常に困難となり結局6本とも不出来。自分としては極めて扱いにくいリードという印象だ。しかし、アクタスオンラインショップを見るとベルトゥロは非常に売れている感じです。

② 去年9月から今年6月までに購入したリードチューブ(種類あたり数量は1個から10個まで):

46mmか47mmかどちらがよいか自分にはわからない、先生が47mmだから47mmを買ったということです。。

グロタン(ブラス)、ロレー(ブラス)、ロレージャーマンシルバー、ピゾーニ(ブラス)、リゴッティ(ブラス)、ギュルツィオ(G1) ギュルツィオ(D12)

一応ロレーを中心において考えてみた。好奇心のまま種々買って試した。ロレーが最も自然に吹けるような気がする。D12は少し息の力が要るようだ。あとは見分けがつかない。言えることは少なくともジャーマンタイプまで手を広げないほうがよさそうだ。

たまたまの出来栄え、かつ私のオーボエ(パトリコラ)使用の前提にたてば、ギュルツィオ(G1) が高G,Aの安定がとりやすく吹きやすいと感じる。これは最初に2個買っただけだったので、もっと作って吹いてみるため先日追加で5個注文した。 そういえば、ベルリンフィルの1stOboe奏者マイヤー氏はギュルツィオの45mmを使っている旨どこかのブログで見た。ハインツ・ホリガーさんのチューブは何だろうか?

高校時代に吹奏楽部でクラリネットを吹いていたが、クラリネットもマウスピースが自分の口の形に合う・合わないという問題がある。合わないと吹いていて疲れる。音色も違う。マウスピースは数万円と高価だから簡単には買えない。クラリネットも実はとっても悩ましい。

③ リードの削り方

チューブ47mm,糸巻き全長75mm,完成時全長72mm,スクレープ長さ10mm(端)-12mm(U字先端)、チップ(極薄)厚み基本0.10mmとしている。茂木氏の本などを参考にして削ってみた。ドイツ在住プロ及川氏のブログは画像もあり親切です。

目標は先生のような「くわえたときの口当たりはソフトだが、一方で芯のある音色のリード」

リードの削り方は、言葉では言い表せない。自分の設計図により基本寸法まで削り、その後は吹きながら調整することになる。

もっとも重要なことは

「チップとハートの接点箇所の削り」「ハート部分の削り」「斜面をなだらかに削る」「サイドはコブを作らないでなだらかに」

次のポイントはチップ(極薄部分)の面積の大きさかな。。私は材料が硬いせいもあって、少し面積を広くして吹き易くしている。チップのセンターはチップの厚み基本0.10mmに対して厚み0.15mm程度を保持し、高音が出せるようにしておく。特にジャーマンタイプは息に力が必要だから極薄部分面積が少し広くないと自分には難しそう。

背骨について、よく言われる「調整の際には、背骨はできるだけ削らないが、最終的に重くてどうにもならないときに削る」「背骨はスクレープの奥から先端へなだらかに斜面のように削る」というが、このごろ思うにそうでもなさそうだ。というのは、「背骨はリニアに斜面をつける」「段はつけない」と先入観で思ってきた。調整の際、サイドを削ったり情報のある限りほとんど全部試したが思うような音色にならない。なぜか?と悩んでいたが先日、自分が意図するとおりにいかない原因は先入観にとらわれているからではないかと思うように至った。

つまり「背骨は奥から先端へ向かってリニアに次第に薄く削る」ということが正しいのか?このテーマはやはりノウハウだから公開したくないのかな。。。情報が乏しい。。。少なくとも、重たいからといって奥から先端まで一様に背骨を削ると「ビャー」となってだめなことは自分としてはっきりした。「背骨のなだらかさとは何か?」を自分で迷い削りながらさらに研究しているところです。本日、背骨を「新しい着眼点」で削り調整したら、自分の思う音色に少し近づいたような気がします。うまくいくかな。。?

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オーボエ個人レッスン #11

#11  : 6/03(月曜)

オーボエ上管の割れの問題でレッスンがすこし延びてしまった。前回から1ヵ月半経った。

前回の課題曲:「夕焼け小焼け」「少年時代」 先生は、16分音符のスラーもちゃんと指が回る(毎日3時間くらい練習しました。)音程もまあまあとのこと。ただし、音符をなぞることにせいいっぱいという感じになっているので、実際に歌うことを念頭において吹奏すること、どこを山場に持ってくるのか。そのためには練習の際、小節の切れ目で吹奏を止めつつ、自分でよく見極めるべし、という指摘(うーん、実は私にとっては歌心、これが最も難しいのです)

エチュードは ビーデマンの1番:

前回、先生から渡されたもの、これまでよりレベルアップした内容。音域を広くとった内容で、フォルテ、ピアノが脈絡なくでてくる、どこをどう吹くのか難しいエチュードです。

「このエチュード1番は音域をこなすこととブレスを把握することが目的。フォルテやピアニシモなどをあまり気にしなくてよい(たぶん私の場合はだろう?)ブレスは一応OK。音域も上Cから下Cまででているから一応OK。最後の低Cの音が綺麗」と。

私から相談したこと:

①上Gの音程がふらついて安定しない。

->上Gは本来安定しない。口を締めたりして吹奏するのではなく、息の量を同じにしてお腹に力を入れて、下Gから上Gへオクターブ跳躍する練習をすること。

② 終わりがデクレッシェンドの場合、息の量を下げるとピッチが下がるのでその対応方法。

-> 上Gをタンギングしないで、ピアニシモで吹き始めてリードが音を出すポイントを求め、そこからお腹に力を入れてフォルテまで持っていく練習をする(デクレッシェンドの逆を練習して感覚をつかむ)

自作リードの問題点について先生から指摘:

私の自作リードで一番できのよいものを先生に試しに吹いてもらいました。「低音の際、少し音が引っかかって息の流れが止まる、そこで口を締めてコントロールしようとすることが問題。しかし、何年もかかってやることを1年以内でここまで作るとは。。(私:オーボエを練習しない時間は暇だからリードを作っています)」「先生の自分が使っているリードを吹いて、息の流れが遮断されないということを感覚的に把握してください」 ということで、即先生から2個買いました。

=>私の自作リードも一応低音ピアニシモできるのですが、先生のリードはすごいです。確かに中音Hから低音Dに下がるときなど、口の形は同じにして緩めることなしに簡単に音が出るのです。これ、これです。口でコントロールしないで、お腹の力でピッチをコントロールするためには、適切なリードが重要な要素であることを今回明確に理解したように思います。

=>自宅ヘ帰って、先生のリードと私の自作リードを電灯にかざして比較しました。どうも感じではサイド縦方向の微細な凹凸が音が引っかかる原因のような気がします。サイドにはコブがなきように滑らかに削っているつもりですが、まだ不十分だったように思います。さらに研究をします。

次回レッスンは、今回の課題曲2個とビーデマン1番のおさらい,指摘ができてるかどうか。

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オーボエリードの根元を割れにくくする方法など

自作リードの目標はリードを咥えた時、柔らかいけれども、芯があり弾力を感じるリードですが、それに到達するには材料・寸法などもっと研鑽が必要です。

私の場合は、削る前に糸巻き段階で大きな課題があり悩んでいましたが、以下の方法で一応解決できたかなと思います。

「課題」

①糸巻きする時、リードの根元が割れる。

これまでは初心者だから、ある程度割れるのは仕方がない、もっと作ってトライするしかないと諦めていましたが、割れる率が10%-20%になってきて、すこしいやになってきたので改善案はないか、色々考えました。意外に単純な方法で改善することがわかりました。

「対応策」

糸巻きする前に、針金を巻いたプッペの形のまま、船形ケーン根元の削ってある部分を15分-20分程度(材料の硬さによる)水に浸して、根元を柔らかくする。そして速やかに糸巻きする。(工程の途中、糸巻きの直前で20分程度水に浸すこの方法は、茂木さんの本「うまくなろう!オーボエ」にも書かれてないように思う)

② リードの下側と上側が早期に「ずれ」てしまう。

これまで時々「リード上側・下側のずれ」が発生したが、原因はリードを管体からはずすときに手で強くねじった結果、発生した。そのためチューブのコルクは日頃からオイルを塗布しておく必要があると思っていた。

しかし、自作リードは思いのほか早期に「ずれ」が起こるので私の作り方に問題があるのではないかと疑問を抱き、検討を重ねた。要は、根元部分でのリードの上側下側の微細な「ずれ・ねじれ」がケーンの先端の幅広部分で、「ずれ」として増幅される。ということがわかった。

リード先端部での「ずれ」は1ミリもないのだが、音が汚い、息が通りにくい、音程が不安定などの問題が発生する。吹きにくいので通常の寸法よりも薄く削ってしまい音色が悪くなる。

「対応策」

チューブに差込んで糸巻きをする前に、舟形ケーンの下の方・チューブ先端部より少し上に針金を巻き(プッペの形)、ケーンができるだけ綺麗に合わさるようにそして動かないようにしておく(補助的役割)。重要なのは糸巻きするときに、チューブの先端部の位置(根元に相当)で船形ケーンの上下が極力合わさり微細なずれも起こらないように、よくみて糸巻きをすること。(難しいです)。

これまでは根元部分は息がもれないように閉じていることにのみ注力していたが、合わさり方の程度も注意する必要がある。

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リーズンスタッフ社のダイアルメーターと砥石を購入

2/3(日曜)夕方日本に帰国して、翌日早速実行したこと。

①新品のアンドウナイフでこれまでオーボエリード30本くらい削ったのですが、切れ味が落ちてリード先端部の表面が綺麗にできない。たった30本でなまくらになるのか?と思うが、刃を研ぐしかないのだろう。「1200番のking中仕上げ砥石」をアマゾンから購入。

②リーズンスタッフ社のダイアルメーター(アナログ)を25,500円で購入

Daial_meter_for_oboe_reed

先生から購入したリードの寸法を測り、その真髄に少しだけ触れることができました。やはり、ほぼ同じ寸法で左右、上下の厚みが削られているではありませんか!先生に去年聞いたら、メーターで測って作っていると聞いていましたが、まさにそのとおり。

私の自作のリードの厚みを計測しました、あーあ!私の自作リードの欠点がわかりました。先生のものとおおむね同じ厚みですが、左はよくても右が厚いとか、上下、裏表の厚さが不ぞろいです。不ぞろいといっても1/100ミリ-1/10の違い。手で触ってもわからない。仮に全体を4分割して考えると各部分で厚さが均一になっていないわけです。先端中央部の厚みもノウハウがありました。最大のポイントはもちろん厚さ+各部分の厚みが均等(1/100ミリ単位)になっていることにあるようです。自作のリードをすぐ修正すると、息の通りが改善しました。

ダイアルメーターの計測方法は大変ですが、強力なツール。自作には必須です。最終的にリードの設計図を作ったので、次回から活用する。

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その後、

ダイアルメーターと砥石で磨いたアンドウナイフで設計図に基づいて、まず1本だけリードを製作(ロレー47mmチューブ+船形ケーンはアクタス楽天から「ベルリン」:ベルリンは先端部が少し幅広で太い音が出る)したら、これがこれまでの最高の出来栄え。先生作製リードと厚みの差は最大100分の3ミリ程度。自分の吹いた感触で最終調整した。材料が違うから完全に同じ厚みではないのだろう。

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個人レッスン #6

九州から帰ってきて、約1ヶ月ぶりに

10/26(金曜) 16:00pm 新幹線西明石駅近くのレンタルスタジオにてレッスン

先生から大変上達した。音色が非常によくなった、特に中音Fが綺麗だと。音程も良くなり均一の音程を保持できるようになった旨、ほめてもらった。練習の成果だと思う。

先生いわく「本当は音色の問題は最後です」とおっしゃる。運指とか音がでるとか他のことをまずできるようになってからだと。確かに音色の向上は難しいし、リードに大きく左右されるだろうから、時間がかかる問題だろう。しかし、自分としてもあまりに音色が悪いと1-2時間練習するのが苦痛になるため先に改善を図ったわけです。

現状は、音色は初期の一定の段階に達したと思うので、これ以上深く追求するのは今はやめることにしました。3ヶ月半でここまできたら一段落。

先生の指摘事項:

・姿勢を正して目線を上げて吹く(指を見ながら吹くと息の流れが変わる)
・苦手な運指があると息の使い方も一緒に止めるから、息は流れを止めないこと
など

思うに、吹き始めの最初の音だしの際、指を確認するため下を向く悪い癖があるから、どうもそれが最後まで尾を引くようだ。

次回レッスンまでは、音階練習をしばらくやるようにとの指示でした。音階練習には左Esキーがふんだんにでてくるから、Esキーの音の裏返りを相談した。曰く、押さえにくいと自分で意識過剰になって、その時に口の形が変わるからだろうとのアドバイス(やはりそれが真実みたいです)

リードを2個先生から新規購入。素晴らしい品質です。息の通りやすさは最高。柔らかい。この逆V字カットは1-2年では習得できないと先生はおっしゃる。先生いわく、私は先生と同じ厚みのまったく同じリードだそうで。

次の日に、私は、先端チップの逆V字カットに挑戦した、まあまあのものができたように思う、。

削り方を少し変更したが、息の通りやすいリードを作る考え方少しは分かってきたと思うけれども、実際に削るのはとっても難しいです。

この自作10本目作品は先生のリードにちょっとだけ近づいたと思う。息の通りは良く、柔らかいが乾いた(表現が難しい)音がする。作るたびに新しい発見がある。自作するためにリード厚さを測るメーターを買おうかと思っていたが、暫く保留。

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