Google Translator

2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

管理人の定年後の友としてFXのブログは別途ここに

Twitter

最近のトラックバック

« 講義「イノベーションの経済学(第4章) 企業家精神」 | トップページ | 講義「イノベーションの経済学(第6章)ファイナンス」 »

講義「イノベーションの経済学(第5章)技術革新」

2009年1月29日 e-ラーニング 「SBI 大学院大学」における池田信夫教授の講義

第5章 : 技術革新

第1節 破壊的イノベーション

5-1-1

イノベーションは技術だけではないが、技術がコアであるということは間違いない。何かの形で特殊な技能なりスキルなりを持ってないと、ただ単に思いつきだけで新しいビジネスはできない。ハードディスクを例にとった場合,どんどんサイズが小さくなってきたが小さくなるたびに以前のトップメーカーはほぼみんな倒産してしまって、また新しいメーカーがそのサイズでのトップメーカーになる。

ハードディスクドライブのサイズが小さくなる度に、このようなことがずーと繰り返される。

5-1-2

かつては日本メーカーが破壊的イノベーションの担い手だった例が多い。真空管ラジオからソニーのトランジスタ、ハーレーダビッドソンからホンダのスーパーカブ、キャデラックから小型車へなど。最初はバカにされるが、低性能・低価格のものの性能がしだいに上がってくる。

5-1-3

イノベーションとは闘いの側面を持っている。イノベーションというのは、創造でもあると同時に破壊でもある。日本のメーカーが海外ではかつて破壊的な役割を果たしているのに、日本ではなぜできないか?おそらく、日本人同士では遠慮してしまうからではないか?

第2節 汎用技術

5-2-1

最近、よく使われる言葉に「汎用技術(General Purpose Technology)」という言葉がある。この言葉は新しくできた言葉ではなく、1995年頃から経済学でよく使われる概念。技術には大きく分けて2つの種類がある。1つははっきり目的のある技術。たとえば、マイク、時計、カメラ、ボールペン。ボールペンには字を書くという目的しかないし、そのためにボールペンは作られている。ところが、汎用技術は特定の目的を必ずしも持たない。たとえば、蒸気機関、電力、コンピューター、インターネット。

コンピューターがただあるだけで、キーボードがあるだけでは何に使うのか分からない。コンピューターが出てきた時にそう言われた。しかし、そのうち使い方は見つかる。最初は遊びで始まる。そのうち、真面目な用途で使われる。

5-2-2

汎用技術が普及すると、何が起こるのか?同じマーケットの中でいかに良い物を作っていくかということが、製造業の世界での競争だった。製造業型の競争では、中国やインドでのコスト競争を考えてみると、いつまでも日本で優位に立てるとは限らない。プラットフォームの交代が起こる。プラットフォームの競争。

5-2-3

プラットフォームを取ること自体が非常に戦略的なこと。たとえば、日本の携帯電話。囲い込み型のプラットフォームのないタコツボ型のシステムで儲けてきたから。日本のメーカーのイノベーションは囲い込み型によって行き詰まってきた。、

第3節  日本はなぜ立ち遅れたのか

5-3-1

日本の戦後の高度成長期は、ほとんど奇跡と言っていいくらいの大成功。なぜ強かったというと、よく言われるのが系列構造。

5-3-2

みんなが協力してやる」という良い意味で日本人的な仕組みが、自動車では上手く機能した。

5-3-3

今、問題が起きているのは何かというと、イノベーションの性格が変わったこと。日本人の製造業に過剰に適応した品質管理型の仕組みが上手くいかなくなっている。品質管理があまり厳密でなくていいシステムになっている。パラダイムの変化が起こっている。モジュール化が起こっている。こういうところに、日本人はなかなか適応できない。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

このブログがお気に召したらクリックをして下さい

人気ブログランキングへ

« 講義「イノベーションの経済学(第4章) 企業家精神」 | トップページ | 講義「イノベーションの経済学(第6章)ファイナンス」 »

池田信夫教授の主張」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 講義「イノベーションの経済学(第5章)技術革新」:

« 講義「イノベーションの経済学(第4章) 企業家精神」 | トップページ | 講義「イノベーションの経済学(第6章)ファイナンス」 »