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講義「イノベーションの経済学(第4章) 企業家精神」

2009年1月29日 e-ラーニング 「SBI 大学院大学」における池田信夫教授の講義

第4章 : 企業家精神

第1節 企業家とは

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経済全体として成長率を高めていくためには、大きな成熟した企業がいつまでも残っているだけではダメで、新しい「startup」が出てこなければならない。それが、経済全体としてのイノベーションを活性化する一番重要なことになる。

感度(alertness)・・・どこに収益の機会があるか、どこにビジネスチャンスがあるか、ということを嗅ぎつける、アンテナを張って新しい情報を見つける感度。カーズナーはベンチャーにとって一番大事なことは「感度」と言った。

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Knight(フランク・ナイト)は 「Risk, Uncertainty and Profit(1921年発行)」という書籍の中で「リスク」と「不確実性」とは違うという有名な説を立てた。

不確実性に対して、経営者が自分の責任で行動を取る。失敗しても、自分で責任を取る。経営者の意味とは、不確実性にいかに対応するかということ。それが、経営者や企業のイノベーションを起こす役割。

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日本で経済産業省が「資本金1円でもいいから会社をたくさん起こしましょう」と一生懸命やっているけど、会社を起こせばよいというものではない。

大事なことは、資本金1円で会社を起こすということではなくて、自分が起こす会社が今まで世の中にない、いかに新しいイノベーションを創り出せるのかということだけにかかっている。

第2節 代表的なベンチャー

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「インテル」「アップル」「マイクロソフト」はベンチャー企業の古典的なケース。

シリコンバレーがそもそも始まったのはヒューレット・パッカード(HP)と言われているが、今となってはベンチャー企業という感じではない。技術志向、イノベーション指向のベンチャーのパイオニアはインテル。

「Macintosh」は「MS-DOS」に比べて、愛嬌はあるのだが、スピードが遅くて拡張性もなかった。メモリやディスクが拡張できなかった。結果的には、「Macintosh」は非常にオシャレで良いコンピューターなんだけど、全く売れなくなってしまい、会社が傾いてしまった。スティーブ・ジョブズはアップルを一旦追い出されたが、1997、1998年に戻ってきてiPodでカムバックを遂げた。

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マイクロソフトが大きくなった最大の原因は、なんといっても「MS-DOS」。

マイクロソフトは「IBM PC」のOSを作ることによって、世界中のコンピューターが1980年代を通じて事実上「IBM PC」の互換機になった。

「IBM PC」と同じ機能のものを、別の部品を使って作ることができるようになった。そのため、コンパックといった互換機メーカーが出てきた。アジアには様々な互換部品を作るメーカーがたくさんできた。そして、あっという間に、「IBM PC」とその互換機が世界のコンピューターの標準になった。これによって、「MS-DOS」は世界の標準になり、マイクロソフト社が世界の標準になった。

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日本のベンチャー: アスキー、ソフトバンク、第2世代:livedorr,mixi,楽天

第2世代で残って今もそれなりの結果を出している会社の中で一番大きいのは楽天。21世紀に入ってから、日本はベンチャーというべきものはほとんど出てきていない。これが日本経済全体の活力をそいでいると言える

第3節  ドットコム

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ネットスケープ(1994-1998),アマゾン、ヤフー

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グーグル:スタンフォード大学の大学院生がほとんど趣味で作ったようなプロジェクト。最初は何で収益を上げるか分からなかったが、結果的には検索広告で非常に大きな成功を収めた

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失敗例:eToys(イートイズ)、theGlobe.com、イーファーニチャ

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